近年の禁煙ブームを受けて、爆発的に広まっている「電子タバコ(VAPE)」
電子タバコの特徴・メリットは、
- ニコチン・タール0
- タバコ税がかからない
と言った点で、従来の紙巻きタバコとはまったく別物と言ってもいいでしょう。そのため、害がないならどこで吸ってもいいよね?と勘違いしてしまう人も多い。
しかし、これから電子タバコを始める人に注意して欲しいのが、
- 電子タバコはどこでも吸えるものではない
ということです。
この記事では、電子タバコを始める際に気をつけたいマナーについて解説します。
- 紙巻きタバコ ⇒ タバコ葉に火をつけて煙を吸う
- 加熱式タバコ ⇒ タバコ葉を火をつかわずに蒸して煙を吸う
- 電子タバコ ⇒ 専用リキッドを加熱して水蒸気を吸う。VAPEとも呼びます
この記事では、電子タバコについて書いています。紙巻きタバコ・加熱式タバコとは混同しないようにご注意ください。
違いが分からない方は、こちらの記事も合わせてどうぞ。
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ルールを守ることが、喫煙者・電子タバコ愛好家を守ることにも繋がります。
電子タバコを使う際に気をつけたいマナーとは?
ここでは、
- 吸っていい場所・ダメな場所
- やってはいけないこと
などについて詳しく解説していきます。 難しいことはないので、サクっと読んでくださいね。
流し読みでもOK!
吸ってはいけない場所では、吸わない
- 自宅
- 喫煙所
- 喫煙が許可されているエリア
- 病院
- 駅(喫煙所以外)
- 飲食店の禁煙席
- 路上
- 学校
- 電車・バス等の交通機関内
- タクシー
- ホテル
- 飛行機内
電子タバコは、吸っている仕草はタバコそのものですが、実際には「タバコ葉」を使用していないので法律上「タバコ」には分類されません。
ニコチン・タールが入っていないので、紙巻きタバコのように副流煙の心配もありません。
ただ、ここで注意して欲しいのが吸っている仕草と煙は他人から見たらタバコと同じだということです。もちろん、
- タバコじゃないと説明してもNG
「これ、タバコじゃないからさ」と説明しても、その場で証明するのが難しいですよね。不要なトラブルを招く恐れがあります。
その為、喫煙できるエリア以外で吸うのはマナー違反です。注意しましょう。
他人を不快にさせない・不安にさせないことが重要です。
歩きタバコはNG
紙巻きタバコは、多くの都市で「路上喫煙禁止地区」などが設定されており外で吸うことができません。
そこで安易に「電子タバコはタバコじゃないからOKだ」と考えるのは、気をつけましょう。
吸っている仕草と煙は他人から見たらタバコと同じ なので、吸わない人からしたら迷惑以外の何ものでもありません。
勘違いされて罰金とられる可能性もあるかも?!
紙巻きタバコ同様に周囲の人に配慮しよう
例えば、飲食店で紙巻きタバコを吸う時。同席している人に非喫煙者が居たら「タバコ吸っていい?」と一言、聞きますよね。
同じように、電子タバコでも周りに配慮して使うことで
- 自分も白い目で見られない
- 周りの人も安心できる
というメリットがあります。
吸っていい場所や、歩きタバコをしない事にも繋がりますが世の中には「喘息」や「呼吸器系の疾患」を抱えている人。さらにアレルギーを持っている人なんかも大勢います。
知らない内に迷惑をかけてしまわないようにしたいですね。
自分では想像できないような迷惑をかけてるかもしれませんよ?
電子タバコ(VAPE)のマナーまとめ
以上、「電子タバコを使う時に気をつけたいマナー」について解説しました。
まとめると、
- 吸っていい場所だけで吸う
- 歩きタバコはNG
- 周囲の人に配慮して一言かけよう
この3点を守るだけで、マナーを守って楽しく快適に電子タバコを吸うことができます。
これから禁煙補助目的で初めてみようかな?という方は、「タバコじゃないけど、マナーはタバコと同じように扱う」という事を覚えておいてくださいね。
良き、電子タバコ生活をおくりましょう。