電子タバコ(VAPE)には、さまざまな味・フレーバーがあり最初は色々と試してみたくなりますよね。
そこで気になるのが「賞味期限」です。
この記事では、
- VAPEに賞味期限はあるのか?
- VAPEのリキッドは腐るのか?
について解説します。
どのくらい保存できるのか気になりますよね。
電子タバコ(VAPE)の賞味期限
結論から言うと、電子タバコには明確な賞味期限は記載されていない事も多いです。
記載されている場合は、その期限を守って使えばOK。では、記載されていない場合の目安も気になりますよね。
ここでは、
- 電子タバコの賞味期限
- 期限がなかった場合の目安
について解説していきます。
心配な方は、メーカーに問い合わせるのが確実です。
使用されている成分は腐るものではない
主に電子タバコに入っている成分は、
- PG( プロピレングリコール )
- VG( 植物性グリセリン )
- 香料
この3つです。
それぞれどんな物なのか説明すると、
- PG ⇒ 無色・無味・無臭で吸湿性のある油状液体で、保湿剤・不凍液などに利用されている。また保湿性や防カビに優れている事からおにぎり・ガム等多くの食品にも使われている。
- VG ⇒ 天然の植物(ヤシ・パーム等)から製造したグリセリンです。 保湿性が高い特性から手作り化粧水などに使われます。 電子タバコでは、煙を増やす役割を担っています。
- 香料 ⇒ 電子タバコのフレーバーを決めるのが香料です。食品に使われるような人口香料・甘味料などが使われています。
この成分自体は、腐るものではありません。
食べ物の保存などで使われていたり、医療で使われていたりと様々な用途がある成分です。
開封後は雑菌が繁殖する恐れがある
では、腐らないからと言って永久に使用できるのかと言えばNOです。
- 開封後は雑菌が繁殖する可能性
- 不適切な保管による劣化
が、起こります。開封後は、3~6ヶ月を目安に使い切ること!未開封の場合は、製造年月日から1年が目安と言われています。
あくまでも目安の1つですので、利用してみて
- 味が変だな?
- 匂いが変だな?
と、感じたら使用を中止するようにしましょう。
使う前にチェックしましょう。
賞味期限が切れないようにするコツ
では、どのくらいの種類なら同時に使えるのか?を解説していきます。
あまり欲張って色々同時に買わないのがポイントです。
使い捨て式やカートリッジ式の場合、1本で吸える回数は500回の製品がほとんどです。これは紙巻きタバコに換算すると1.5箱分と言われています。
そのため、紙巻きタバコと同じペースで吸うなら沢山の種類を買っても3ヶ月以内に使い切ることが可能です。
リキッド補充式で使う専用リキッドの場合、タバコと同じペースで吸うと1ヶ月に20~30㍉を使用すると言われています。
そのため、60~90㍉以上同時に開封してしまうと使い切れない可能性が出てきてしまうので注意しましょう。
利用するペースには個人差があります。自分のペースに合わせて購入するようにしましょう。
電子タバコ(VAPE)の適切な保存方法
電子タバコのリキッドを適切に保管するには、いくつかのポイントがあります。
- 5℃以下になる場所で保管しない
- 湿度の高い場所で保管しない
- 適切な温度は10~20℃
- 急激な温度変化をさける
温度が低すぎると、固まってしまったり味が変わってしまうことがあります。また反対に温度が高すぎても、ダメです。
一定の温度を保てる場所で、保管するようにしましょう。
さらに電子タバコのリキッドは湿度に弱いです。電子タバコに入っている香料は、揮発性が高く湿度の高い場所で保管すると匂いが薄くなってしまう可能性があります。
おいしいまま保存できるように注意しましょう。